【人とくるまのテクノロジー展15】島津製作所、自動車エンジン向け高速応答ガスモニタを開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
高速応答ガスモニタ「EGR-chaser」(左:酸素濃度計測タイプ、右:二酸化炭素濃度計測タイプ)
高速応答ガスモニタ「EGR-chaser」(左:酸素濃度計測タイプ、右:二酸化炭素濃度計測タイプ) 全 1 枚 拡大写真

島津製作所は、自動車のエンジン開発向けに、エンジン吸気側の酸素濃度や二酸化炭素濃度を光学技術によって高速にモニタリングする高速応答ガスモニタを開発したと発表した。

開発品は5月20日からパシフィコ横浜で開催される「自動車技術展人とくるまのテクノロジー展2015」に出展する。

新開発した高速応答ガスモニタ「EGR-chaser酸素濃度計測タイプ/二酸化炭素濃度計測タイプ」は、外部EGRシステムを搭載した自動車エンジンの研究開発で、燃焼効率や環境性能を左右するエンジン吸気側の酸素濃度や二酸化炭素濃度を、レーザ光を使って高速にモニタリング、ガス状態を把握する。

外部EGRシステムの制御方法の改良や熱効率の最適化に活用できる。「EGR-chaser酸素濃度計測タイプ」は、レーザ光学技術を測定原理としてエンジン吸気側の酸素濃度をモニタリングできる世界で唯一の製品となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る