コスモ石油と昭和シェル石油、四日市の製油所事業で提携

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コスモ石油と昭和シェル石油は、両社の製油所競争力を強化するため、四日市地域での事業提携し、原油処理能力を削減することで合意したと発表した。

コスモ石油の四日市製油所と昭和シェル石油の子会社昭和四日市石油の四日市製油所が2017年3月末から提携し、設備の最適化を通じて両社の競争力強化を図る。

具体的には、コスモ四日市の常圧蒸留装置1基を停止して原油処理能力を削減し、昭和シェル石油が石油製品・半製品を昭和四日市石油からコスモ石油に供給する。両製油所の2次装置を有効活用することで、競争力強化と安定供給を確保する。

製品タンクなどのオフサイト設備の活用でも今後、連携を検討していく。

国内石油需要は減少傾向にある一方で、海外では中東・アジア地域などに製油所新設が多数計画されており、国内外で競争激化が予想されている。このした中で、両社は四日市地域での製油所事業で提携し、設備の最適化を通じて効率化を図ることが、双方の競争力強化につながると判断した。

今回の事業提携をエネルギー供給構造高度化法二次告示への対応策として、経済産業省へ提出、受理された。

《レスポンス編集部》

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