フランスの自動車大手、シトロエンが、2014年からWTCC(世界ツーリングカー選手権)に投入している『CエリーゼWTCC』。同車がドイツ・ニュルブルクリンク北コースを攻める映像が、ネット上で公開されている。
シトロエンは2013年6月、WTCCに参戦すると発表。ドライバーには、WRC(世界ラリー選手権)の王者、セバスチャン・ローブ選手らを起用した。そのために開発したニューマシンが、CエリーゼWTCC。
CエリーゼWTCCは、シトロエンの新型コンパクト4ドアセダン、『Cエリーゼ』がベース。同車はプジョー『301』と兄弟車で、主に中国やロシア、南米などの新興国市場に投入される戦略車。
CエリーゼWTCCは、『DS3 WRC』譲りの直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを積む。最大出力は380psレベルを引き出す。トランスミッションは、6速シーケンシャル。
5月11日、シトロエンレーシングはCエリーゼWTCCがニュルブルクリンク北コースを攻める映像を、公式サイトを通じて配信。王者、セバスチャン・ローブ選手が、素晴らしい走りを披露している。