東燃ゼネラル、在庫評価影響で当期259億円の赤字…2015年1-3月期決算

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東燃ゼネラル石油が発表した2015年1-3月期の連結決算は、当期損益が259億円の赤字となった。前年同期は107億円の赤字で赤字幅が拡大した。

売上高は前年同期比19.2%減の6638億円と大幅な減収となった。石油製品の販売数量が低調だったのに加え、原油・製品価格が下落したため。

営業損益は142億円の赤字だった。石油事業のマージン改善で480億円の増益効果があったものの、原油価格下落による在庫評価で450億円、石油化学事業がオフィレン類マージン縮小で35億円の減益効果があった。

ただ、在庫評価損とのれんの償却費を除いた営業利益は、2012年の新体制に移行後、四半期で最高益となった。

経常損益は142億円の赤字だった。

通期業績見通しは、原油価格下落で在庫評価損を見込むことから下方修正した。売上高は前回予想より1000億円マイナスの2兆6000億円、営業利益が130億円マイナスの320億円、経常利益が140億円マイナスの310億円、当期損益が70億円マイナスの90億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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