CIMBグループ、国内&インドネシアで早期退職制度

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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CIMBグループは、CIMBグループ・ホールディングスとインドネシア子会社のCIMBニアガを対象に労使相互の同意に基づく早期退職制度(MSS)を実施すると発表した。スリム化を図り、効率性を高めるのが狙いだとしている。

従業員は、5月29日までにMSSに応じるかどうかの意思表示が求められる。MSS適用を会社が同意した従業員は職位や勤続年数などに応じて退職金優遇を受けられるほか、向こう3年の医療費補助が受けられ、再就職に向けた再訓練や職業斡旋プログラムに参加できる。なおMSS適用目標人数については明らかにされていない。

ザフルル・アジズ最高経営責任者(CEO)は、グループ全体での営業コスト構造と望ましい効率レベルの再検討を進めた結果だとコメント。MSSがまったくの従業員の自発的意思に基づいて行われると強調した。インドネシアでのMSS実施は、7年前のバンク・ニアガとリッポ・バンクの合併の際に行われて以来だという。

CIMBグループは、▽CIMBバンク▽CIMBインベストメント・バンク▽CIMBイスラミック--の3つのブランドで事業を展開。CIMBニアガに対しては97.9%出資している。

伊藤 祐介

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