CIMBグループ、国内&インドネシアで早期退職制度

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

CIMBグループは、CIMBグループ・ホールディングスとインドネシア子会社のCIMBニアガを対象に労使相互の同意に基づく早期退職制度(MSS)を実施すると発表した。スリム化を図り、効率性を高めるのが狙いだとしている。

従業員は、5月29日までにMSSに応じるかどうかの意思表示が求められる。MSS適用を会社が同意した従業員は職位や勤続年数などに応じて退職金優遇を受けられるほか、向こう3年の医療費補助が受けられ、再就職に向けた再訓練や職業斡旋プログラムに参加できる。なおMSS適用目標人数については明らかにされていない。

ザフルル・アジズ最高経営責任者(CEO)は、グループ全体での営業コスト構造と望ましい効率レベルの再検討を進めた結果だとコメント。MSSがまったくの従業員の自発的意思に基づいて行われると強調した。インドネシアでのMSS実施は、7年前のバンク・ニアガとリッポ・バンクの合併の際に行われて以来だという。

CIMBグループは、▽CIMBバンク▽CIMBインベストメント・バンク▽CIMBイスラミック--の3つのブランドで事業を展開。CIMBニアガに対しては97.9%出資している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  6. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  7. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  8. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「スズキのバイク」に関する全4問!
  9. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  10. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る