【ニュル24時間 2015】例年になくハイレベルな決勝、最終周までもつれ込む展開に[写真蔵]
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“ニュル24時間”は世界最大級の”草レース”と評され、トップカテゴリーではメーカー直系のワークス勢がひしめき、下位カテゴリーでは昔からの伝統として多数のアマチュア・チームも参加、レギュレーションで参加できなくなる古いマシンもある中、名物のオペル『マンタ』が今年も参戦を果たした。
優勝した28号車アウディと2位に入った25号車BMWスポーツトロフィー・チームマルクVDS(BMW『Z4 GT3』)は、ピットインの度に順位が入れ替わる僅差のバトルに。例年はパレード状態でチェッカーを迎えるにもかかわらず、今年はトップ2台が同一周回、両者ともが最終コーナーまで全開でレースを展開した。
ニュルは多くの自動車メーカーやタイヤメーカーにとっての開発の舞台。16年間レースに参戦し続けているファルケンモータースポーツ(44号車 ポルシェ『GT3R』)が総合3位に入り、初の表彰台を獲得した。
日本勢では、レクサス『LFA』や『RC』(Gazoo Racing)、日産『GT-R』(ニッサンGTアカデミー・チーム)、スバル『WRX STI』が参戦。全車完走を果たし、スバルはSP3Tクラスで2位以下に12周もの大差をつけクラス王者を奪還した。
《レスポンス編集部》