ダイハツ系の第2国産車メーカー、プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、同社発のセダン車(コードネーム「D63D」)を早ければ2016年中に発売する模様だ。
自動車専門ポータル「ポール・タン」に対し、アミナル・ラシド・サレー最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
「ポール・タン」によると、「マイヴィ10周年」のドライブ・イベントで詳細があきらかになる模様で、既存のトヨタ車やダイハツ車のプラットフォームが用いられるとみられている。ボディはプロドゥアが自主開発し、すでにプロトタイプの段階まで開発が進んでいるという。
『マイヴィ』はデビュー以来、マレーシアのベストセラーの地位を維持する人気車種。2014年4月までに累計85万台を売り上げ、2017年までに100万台に達するとみられている。
プロドゥアは、昨年9月に発売した低燃費自動車(EEV)『アジア』の輸出を今年下期にも開始する見通しだ。輸出する国は明らかになっていないが、現在プロドゥアは、▽インドネシア▽シンガポール▽フィジー▽ネパール▽モーリシャス▽スリランカ--の6カ国に輸出しており、このいずれかになるとみられる。