【ボッシュ Boxberg15】「2020年には950万台をハイブリッド化する」…eモビリティへ加速

自動車 ビジネス 企業動向
パーソナルモビリティの普及と環境保護、この両方に対する技術的な回答は同じだとブーランダー氏は断言する。「パワートレインの電動化と運転の自動化、そしてネットワーク化だ。」
パーソナルモビリティの普及と環境保護、この両方に対する技術的な回答は同じだとブーランダー氏は断言する。「パワートレインの電動化と運転の自動化、そしてネットワーク化だ。」 全 16 枚 拡大写真

ボッシュ・オートモーティブ(以下、ボッシュ)は、ドイツ・シュトゥットガルト郊外のボックスブルグテストコースでインターナショナル・オートモーティブ・プレスブリーフィングBoxberg15を開催。ボッシュ・モビリティソリューションズ統括部門長のロルフ・ブーランダーがパワートレインの進化についてのビジョンを示した。

【画像全16枚】

「これから向かう未来の市場を予測するうえで、2つの未来像は確実にやってくるだろう。ひとつはドライビングプレジャー、自分の車を所有するというパーソナルモビリティはグローバルでもっと広がっていく。そしてもうひとつは環境保護。気候変動防止策が採択され、環境保護の観点から自家用車の規制がグローバルレベルで厳格化していく」。

この両方に対する技術的な回答は同じだとブーランダー氏は断言する。

「パワートレインの電動化と運転の自動化、そしてネットワーク化だ」。

パワートレインの電動化、eモビリティはCO2排出規制や排ガス規制により普及するが、これは発進時のトルク増大などドライビングプレジャーにも直結すると同氏。

世界の自動車メーカーが、パワートレインの電動化を進めている。そのような状況で、ボッシュは「今後10年間に限れば、パワートレインは内燃機関が、効率的なモビリティのベースであり続ける。ディーゼルエンジン単体で10%、ガソリンエンジン単体で最大20%の燃費向上を達成できると確信している」。

さらにブーランダー氏はこの内燃機関に「電動モーターが組み合わされることで、効率はピークに引き上げられる」と述べ、ハイブリッドシステムが次の段階であり、EVはさらにその次だと見ている。

とくに、2021年に導入される新たな欧州規制により、すべてのSUVにハイブリッドパワートレーンが搭載されるとブーランダー氏は予言する。

「2025年に全世界で生産される新車の15%に完全もしくは部分的に電動化が進み、そのなかでも欧州は3分の1以上が完全もしくは部分的な電動パワートレーンで走るようになる」。

ボッシュはeモビリティ開発のために毎年約4億ユーロを投資し、現在でも例えばポルシェのハイブリッドスポーツカー、メルセデスのハイブリッドモデル、レンジエクステンダーを搭載したBMWi3など米中独の約30モデルにeモビリティ技術を提供しているという。

5年後の2020年には950万台を超えるハイブリッド車を、ボッシュが手がけるという見通しを立てている。

《森脇稔 三浦和也》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  3. ホンダ『WR-V』が2027年に大幅改良か? 新顔デザイン採用、待望のハイブリッド追加も!
  4. EVに生まれ変わるポルシェ『718ボクスター』、最新の姿をスクープ! 最大612psで初のAWDも
  5. ボルボ『XC40』が表情一新、AIアシスタント「Gemini」搭載と安全技術を強化…欧州発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る