ダイムラー、ベルリン工場に投資…メルセデスの環境部品生産へ

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ダイムラーのベルリン工場
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ドイツの自動車大手で、傘下に高級車のメルセデスベンツブランドを擁するダイムラーは5月22日、ベルリン工場におよそ5億ユーロ(約670億円)を投資すると発表した。

今回の投資により、ダイムラーはベルリン工場の設備を更新。メルセデスベンツ車の部品を効率的に生産し、長期に及ぶ雇用を維持する。

ベルリン工場は1902年に完成。メルセデスベンツ車の部品を生産している。また、V型6気筒ターボディーゼルエンジンも、同工場製。

また、今回の投資により、ベルリン工場では、CO2排出量を減らす「CAMTRONIC」と呼ばれるバルブタイミングシステムの生産に備えていく。

ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車生産担当、Markus Schafer取締役は、「ベルリン工場を、CO2排出量を削減する技術を生産するハイテク工場へと、生まれ変わらせる」と述べている。

《森脇稔》

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