【人とくるまのテクノロジー展15】ボルト・ナットの緩み防止スプリング、自動車工場で活躍…アドバネクス

自動車 ビジネス 企業動向
アドバネクスのボルト・ナットの緩み防止スプリング「タモント」
アドバネクスのボルト・ナットの緩み防止スプリング「タモント」 全 2 枚 拡大写真

たかがボルト・ナットと馬鹿にしてはいけない。それが緩んだ機械や装置を使って作業をすると、いいモノができないのはもちろんのこと、事故と元にもなりかねないからだ。その緩みを防止するスプリングを出展したのがアドバネクス(本社・東京都北区)だ。

【画像全2枚】

商品名は「タモント」で、ボルト・ナットを締めた後にこのスプリングをつけると、ほとんど緩むことがないというのだ。その実力は折り紙付きで、NAS3350(米国宇宙航空規格)に準拠した衝撃型振動試験機を用いた試験で3万回以上耐えた実績を持つ。通常のダブルナットだと、振動回数2000回もすると外れてしまうが、タモントはその10倍以上も大丈夫なわけだ。

「現在、NEXCO西日本のトンネル内の壁を止めるボルト・ナットに採用されたり、振動の多い装置に使用されています。自動車関連の工場でもこのタモントを使うところが増えています。トヨタの工場でも色々なところで使われています」と同社関係者は説明する。

価格はM10サイズで5個2000円と、少し高い気もするが、締め直す手間を考えたら安いかもしれない。4年前に本業のバネ以外に何か新しい商品を、と開発したそうだが、非常に評判もよく、同社としてはこれからのビジネスの大きな柱になるのではないかと期待している。

《山田清志》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『ヴェゼル』次期型、2028年登場か!? 次世代ハイブリッド搭載へ
  2. シボレー『コルベット』に「V8 Tourer」、専用レッドまとうオープンスポーツ…日本限定15台・2150万円
  3. シトロエン『2CV』が復活、265万円で2028年までに市販化へ…パリモーターショー2026
  4. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  5. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る