測量に特化したドローン…広大な土地を撮影しながらマッピング

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AEROTESTRAのドローン「Ivan mk 09」。全天候で利用できる点が最大の特徴だ
AEROTESTRAのドローン「Ivan mk 09」。全天候で利用できる点が最大の特徴だ 全 5 枚 拡大写真

 システムズエンジニアリングは幕張メッセで開催された「第1回 国際ドローン展」にて、米国サンノゼに拠点を置くAEROTESTRAのドローンを紹介した。

【画像全5枚】

 AEROTESTRAは、測量・産業モニタリング用に特化した最高クラスのセンサとソフトウェアのサプライヤーとして、3次元測量ソリューションのドローンセット「Ivan mk 09」を販売している。

 「Ivan mk 09」は4発式のモデルで、ポリスチレン製のモノコックフレームを採用し、ケーシング(カバー)を一体成型化。そのため、防水性に優れ、全天候で使えることが大きな特徴だ。またサイズの割に、本体は約4kgと軽量につくられており、耐衝撃性もある。最大ペイロードは2300g、飛行時間は20分程度。無線によるマニュアルモード、あるいはオートパイロットによる自律モードで飛んで、2人の作業員で1日あたり200エーカー(1エーカーは約4047平方メートル)のマッピングができるという。

 付属の地上管制用ソフトウェアは、Androidタブレットで提供されるネイティブアプリだ。空中写真のマップ化に特化したインターフェースになっており、飛行中のステースを継続的に確認できる。また重複画像を撮りながら飛行経路を設定でき、無線伝送あるいは本体のSDカードから画像データをダウンロードすることが可能だ。

 詳細の仕様については、内部に32ビットCPU(ARM Cortex)を搭載したオートパイロット、GPSモジュール、GPSの位置情報を送信する915GHz遠隔無線ユニット、マニュアル操作時の2.4GHz無線トランスミッター、カメラ部にジンバル付の20.2Mpixel内蔵CMOSセンサー(Sony DSX-QX100)を装備。高品質のマップ作成が行えるように、カメラ部には振動をなくすアイソレータも備えている。

 また4発のプロペラ駆動にはブラシレスモータを採用し、速度制御用のアンプのほか、電気ノイズを低減する光カプラや、最適化されたファームウェアによって、安定性と性能の向上を図っている。もちろんプロペラは着脱が可能で、本体を専用トランクに収めて運搬できる。

 このほかにダクテッドファンタイプのユニークな形状のドローンなどもビデオで紹介していた。こちらは、ダクトやナセル(円筒状のカバー)の中に、プロペラ状のファン付の推進器を採用しているものだ。フィン先端部から発生す気流を進行方向に整流できるため、効率のよい推力が得られるメリットがある。

全天候で測量できる防水性に優れた産業モニタリング型ドローン

《井上猛雄@RBB TODAY》

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