【パイクスピーク15】ホンダ、エキジビションクラスに参加…次世代技術を検証

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
Electric SH-AWD with Precision All-Wheel Steer
Electric SH-AWD with Precision All-Wheel Steer 全 3 枚 拡大写真

ホンダは、6月22日から28日の期間、米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参加する。

【画像全3枚】

今年で93回目となる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、別名「雲に向かうレース」。標高2862mのスタート地点から4302mの頂上まで、およそ20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。156の様々なコーナーに加え、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている。

ホンダは、エキジビション(賞典外)クラスにエントリー。マシンは「Electric SH-AWD with Precision All-Wheel Steer」、ドライバーは山野哲也選手だ。車名に使われている「Electric SH-AWD」は、4つのモーターが発生する駆動力を自在に制御するホンダの次世代技術。プラス(駆動力)だけでなく、マイナス(減速力)のトルクも制御し、従来のSH-AWD以上のオン・ザ・レール感覚をもたらす。また「Precision All-Wheel Steer」は、後輪のトー角を左右独立で制御。ドライバーの意思に忠実なコーナリング感覚や、直進時の優れた走行安定性を実現する。

今回ホンダは、これら次世代技術について、研究施設のテストコースより過酷な条件下でデータを収集し技術の到達度を確認するとともに、若手技術者のチャレンジの場としてレースに参加する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る