日本ミシュラン、建機用大型ダンプ向けタイヤを開発

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ミシュランXDR250
ミシュランXDR250 全 2 枚 拡大写真

日本ミシュランタイヤは、建機用大型ダンプ向けタイヤ「ミシュランXDR250」を開発したと発表した。

「ミシュランXDR250」は、主に鉱山で使用される大型ダンプ車両に求められる耐久性やロングライフ性能に対応した。現場での作業効率向上や、コスト削減効果にも寄与する。

ミシュランXDR250は、最大車両総質量250トンダンプのキャタピラー「CAT793F」とコマツ「KOM 830E AC」向けに開発されたタイヤで、両モデルに採用されている。

今回、新たなトレッドデザインを採用するなど、設計を全体的に見直すことでタイヤの寿命を犠牲にすることなく積載能力と速度レンジを向上させた。

最大車両総質量250トンダンプで標準規格最大67トンの積載量が確保でき、従来品と比べ11.6%の向上した。鉱山で稼働する250トンダンプの最大積載量で、生産効率換算では24%向上する。

積載量の増大に伴って大型化するダンプ車両にも対応するため、従来品に比べ適正空気圧を9.2%高く設定しタイヤ自体を増強した。また、溝を増やしトレッドブロックを細分化したことで、タイヤの放熱効果を向上。この結果、稼働時におけるタイヤの到達温度を従来品と比べ8度低く抑えることができ、同一速度時、より荷重能力を上げることができるほか、同一荷重時、より平均速度を上げることができる。

《レスポンス編集部》

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