石垣島天文台、むりかぶし望遠鏡でケンタウルス座Aの鮮明な画像の撮影に成功

宇宙 テクノロジー
活動銀河ケンタウルス座A Centaurus A(NGC5128)
活動銀河ケンタウルス座A Centaurus A(NGC5128) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡によって、南天の活動銀河ケンタウルス座A(NGC5128)の鮮明な画像の撮影に成功したと発表した。

ケンタウルス座Aは、南の空でもっとも電波が強く活発な電波銀河として知られる巨大な楕円銀河。南十字星の少し北の方向にあるが、観測できる高度が低いために国内では大型の望遠鏡で観測がすることが難しい。

北緯24度の位置にある石垣島天文台では、2010年2月にも撮影したが、今年5月15日に晴天に恵まれたため、口径105cmのむりかぶし望遠鏡を使って、国内で撮影されたものとしては、これまでにない鮮明な画像を捉えることができたとしている。

ケンタウルス座Aは、強烈な電波を出す活動銀河。電波天文学の発展によって、電波源が二つ目玉であることや、長いジェット構造を持っていることが明らかになり、特異な形をしている楕円銀河NGC5128であることも判明している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  2. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
  3. 【スズキ ジムニーシエラ 新型試乗】「ノマド」にも期待が高まる、実に楽しいクルマ…島崎七生人
  4. トヨタの新型『RAV4』、SNSでの注目は「GRスポーツ一択」 ファンの気掛かりは…
  5. 新たな高級車ブランド誕生に熱視線!BMWベースの斬新デザインに「これはカッコいい」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. 大日本印刷がカーシェア事業に参入、琉球日産と提携しマンション向けに
ランキングをもっと見る