米ホンダ、35万台を追加リコール…タカタ製エアバッグの不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
ホンダ アコード クーペ の2006年モデル
ホンダ アコード クーペ の2006年モデル 全 2 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは5月28日、タカタ製エアバッグの不具合により、米国でおよそ35万台を追加リコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回の追加リコールは5月19日、エアバッグの不具合により、米国でおよそ3400万台をリコールすることで、タカタと米運輸省(NHTSA)が合意したことを受けたもの。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるという内容。

今回、アメリカンホンダが追加リコールを発表したのは、ホンダブランドでは、『アコード』の2001-2007年モデル、『シビック』の2001-2005年モデル、『CR-V』の2002-2006年モデル、『エレメント』の2003-2011年モデル、『オデッセイ』の2002-2004年モデル、『パイロット』の2003-2008年モデル、『リッジライン』の2006年モデル。

アキュラブランドでは、『MDX』の2003-2006年モデル、『TL』の2002-2003年モデル、『CL』の2003年モデル、『RL』の2005年モデル。合計でおよそ35万台が追加リコールの対象となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る