ゲンティン・グループの子会社、ゲンティン・サイモンが、マレーシアで2カ所目となるアウトレット施設「ゲンティン・プレミアム・アウトレット」の工事を開始した。ザ・スターが報じた。
建設地はゲンティン・ハイランドで、完成すればアジア初の山上に建設されるアウトレットモールとなる。
規模は60万平方フィート、総工費は2億リンギで、2016年第4四半期の完成を目指している。ゲンティン・ハイランド・リゾート内に建設され、総賃貸可能面積はおよそ30万平方フィート、デザイナーブランドの店舗など150店舗が入居する予定だ。バスや自家用車4000台を駐車することができる駐車場も建設される。
ゲンティン・サイモンは、ゲンティン・プランテーションズとプレミアム・アウトレッツの折半出資合弁会社。プレミアム・アウトレッツはサイモン・プロパティ・グループの子会社。
ゲンティン・グループは観光計画として10年に渡るインフラ整備や開発、拡張及び既存施設のアップグレードに関するマスタープランを策定している。「ゲンティン・プレミアム・アウトレット」はその中心となる計画で、観光の中心となると見込んでいる。ゲンティン・ハイランドには年間およそ2000万人が訪れている。
ゲンティン・サイモンは2011年12月、ジョホール州セナイにマレーシア初のアウトレット施設、「ジョホール・プレミアム・アウトレッツ」をオープン。第2期が、2013年11月にオープンしている。