NASAの英雄4人、米宇宙飛行士殿堂入りを果たす

宇宙 エンタメ・イベント
NASAの英雄4人、米宇宙飛行士殿堂入りを果たす(1)
NASAの英雄4人、米宇宙飛行士殿堂入りを果たす(1) 全 2 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)は5月31日、米国宇宙飛行士殿堂にジョン・グランスフェルド氏、スティーブン・リンゼイ氏、ケント・ロミンガー氏、M・レア・セッドン氏が選ばれたと発表した。

殿堂入り式典は30日、ケネディ宇宙センターで開かれた。NASAのチャールズ・ボールデン長官(2006年殿堂入り)は「4人が宇宙で成し遂げたことに心から敬意の念を表します。他者に模範を示し、未来の世代に火星を目指すインスピレーションを与えてきたという点において」と述べ、4人の殿堂入りを祝福した。

グランスフェルド氏1992年3月にNASAの宇宙飛行士候補に選ばれた。宇宙飛行の経験は5回。飛行記録は58日以上。宇宙遊泳回数は8回。船外活動はトータルで58時間30分。主な実績はハッブル宇宙望遠鏡の修理・アップグレード。

リンゼイ氏は1995年3月に宇宙飛行士候補に選ばれた。宇宙飛行の経験は5回。飛行記録は63日超。参加ミッションのうち、STS-121はスペースシャトル「コロンビア」号事故から2回目の飛行再開フライト、STS-133はスペースシャトル「ディスカバリー」号の最後のフライトだった。

ロミンガー氏は1992年に宇宙飛行士になった。宇宙飛行の経験は5回。飛行記録は67日以上。国際宇宙ステーション(ISS)初期の重要ミッションに複数回参加し、STS-96ではスペースシャトルの船長としてISSとの初ドッキングを指揮した。

セッドン氏は1978年1月に宇宙飛行士候補に選ばれた。候補に初めて女性が入ったグループの一員でもあった。宇宙飛行の経験は3回。飛行記録は30日超。フライト中は多くの宇宙実験を指揮。その他の活動として、シャトル計画を構成するプログラムの開発・実行をサポートした。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る