関東鉄道、合併50周年を機に気動車体験運転をリニューアル

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関東鉄道は毎月開催している気動車の運転体験イベントを「初級編」「中級編」「特別編」の三つにわけて実施する。写真は中級編の体験運転に使われるキハ2100形。
関東鉄道は毎月開催している気動車の運転体験イベントを「初級編」「中級編」「特別編」の三つにわけて実施する。写真は中級編の体験運転に使われるキハ2100形。 全 1 枚 拡大写真

関東鉄道は6月1日、水海道車両基地(茨城県常総市)で毎月実施している運転体験イベント「気動車体験運転会」について、同社の合併50周年を機にリニューアルすると発表した。「初級編」「中級編」「特別編」の三つに分けて行われる。

初級編は、車両構造や運転方法の事前講習を行った後、指導運転士が添乗して約150mの区間を片道運転する。午前中はキハ2400形1両、午後はキハ0形2両編成を使用。車掌業務体験も行われる。参加できるのは中学生以上で、募集人数は各日24人になる。

これに対して中級編は、午前にキハ2100形2両編成、午後にキハ310形の2両編成と4両編成を運転。キハ2100形とキハ310形2両編成はワンマン車扱いとし、ドアの開閉や自動放送の操作なども行う。このほか、車両基地の見学なども実施。水海道駅から車両基地までは、送迎用の回送列車を利用できる。募集人数は各日20人で、初級編に2回以上参加した人に限り参加できる。

開催日時は初級編が奇数月第4日曜日の10時~15時45分、中級編が毎月第2日曜日の10時~15時45分。特別編の開催日や内容などは未定で、後日改めて案内される。参加費用は初級編が6000円、中級編が1万円。いずれも関東鉄道の鉄道部体験運転係で申込みを受け付けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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