【日産 エクストレイル ハイブリッド 発表】独自のHVシステムを採用…FFモデルで20.6km/リットル[写真蔵]

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日産 エクストレイル 20X ハイブリッド ”エマージェンシーブレーキパッケージ”
日産 エクストレイル 20X ハイブリッド ”エマージェンシーブレーキパッケージ” 全 48 枚 拡大写真

日産自動車は、ミドルサイズSUV『エクストレイル』にハイブリッドモデルを追加し、5月13日より発売した。

日産独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアルクラッチ コントロールシステム」を採用し、2WDモデルでは20.6km/リットル、4WDモデルでは20.0km/リットルの燃費(JC08モード)を実現した。

パラレル式のハイブリッドシステムで、『スカイライン ハイブリッド』や『フーガ ハイブリッド』と同じ仕組みである。スカイラインとフーガには50kWのモーターと大型のリチウムイオンバッテリーが搭載されているが、エクストレイル ハイブリッドの場合、モーター出力は30kW、バッテリーはより小型のものを採用している。

エンジンは『セレナ』に搭載されている2.0リットル直列4気筒のユニットをベースに、専用チューニングを行っている。ガソリンモデルでトルクコンバーターがあった位置に2つのクラッチに囲まれた電動モーターを配置、モーターとエンジンの制御を行う。プロペラシャフトを利用しないトヨタの『ハリアー ハイブリッド』の4WDシステムと異なり、エクストレイル ハイブリッドの4WDシステムはリアまでプロペラシャフトを利用している。

ガソリン車には3列目のオプションが用意されているが、ハイブリッドモデルは、バッテリーがトランクルーム下に設置されるため、2列仕様となる。そして、車両フロア下のアンダーカバーの改良により空気抵抗をガソリン車のCd0.35からCd0.33に改善している。

エクストレイル ハイブリッドの価格は、2WDが280万4760円、4WDが301万1040円から。

《太宰吉崇》

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