神戸製鋼、タイで自動車向け線材を現地生産へ…海外で初

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神戸製鋼所は、タイのミルコン・スチールと、線材を圧延・販売する合弁事業を展開することで合意したと発表した。

両社は、ミルコンが昨年買収したタイ・スペシャル・スチール・インダストリー(TSSI)に、神戸製鋼が資本参加し、TSSIを合弁会社化する方針で、今後、出資比率や製造設備、投資額などを協議する。

タイの自動車生産台数は、政情不安や経済悪化の影響で2014年に188万台だったものの、2020年には300万台規模にまで拡大する見られている。また、インドネシアやマレーシアなど、近隣ASEAN諸国でも自動車市場の拡大が見込まれており、自動車向け線材需要拡大が見込まれている。

これらを背景に、神戸製鋼はタイでの合弁事業による線材の供給拠点を設立する。

神戸製鋼の線材事業はこれまで、タイや中国、米国やメキシコにある線材二次加工拠点で海外需要に対応してきた。タイの合弁会社は、線材としては唯一の海外製造拠点となり、日系自動車メーカーが生産能力を増強している東南アジア地域で、線材の現地供給体制を整備する。

《レスポンス編集部》

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