ドローンを活用して造船工場の設備点検…常石造船が実証実験に協力

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ドローンを活用したリアルタイムな映像による設備点検や情報収集に関する実証実験の様子
ドローンを活用したリアルタイムな映像による設備点検や情報収集に関する実証実験の様子 全 1 枚 拡大写真

ツネイシホールディングスは、ブイキューブによるドローン(マルチコプター)を活用したリアルタイム映像による設備点検や情報収集に関する実証実験に協力した。

今回の実証実験は、常石造船の常石工場内で実施。ドローンに搭載したカメラで、建屋の天井やクレーンなどの高所部分、工事の進捗やブロックの配置など工場の稼働状況を撮影し、映像と写真でリアルタイムに状況を確認するもの。設備の保守点検や工程管理の効率化に向けた有効性を試験した。

また、災害発生を想定し、任意で指定した場所への急行と映像情報の精度を確認するなど、4日間で合計40回以上の飛行試験で、ドローンの安定した飛行性能を活用した活用方法をテストした。

実験で使用したドローンは、香港のDJI製の「インスパイア・ワン」。連続稼働時間は約15分で、行動半径が約2キロメートル。

ツネイシホールディングスでは、造船事業やグループ施設を対象に、生産工程の効率化や安全性の向上に、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討する。

《レスポンス編集部》

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