古河電工、ハイブリッド車の電力変換装置向け新型ヒートパイプを開発

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開発した新型ヒートパイプを使用したヒートシンクの例
開発した新型ヒートパイプを使用したヒートシンクの例 全 1 枚 拡大写真

古河電工は、ハイブリッド車や高速鉄道車両に搭載される電力変換装置(インバータ)と、リチウムイオン電池の放熱・均熱化機器に適した新型ヒートパイプの開発に成功した。

従来製品より熱輸送量を向上させることで、各種車両の熱対策に貢献する。

今回新たに開発したヒートパイプは、長年培ってきた電子機器向け細径ヒートパイプの技術を活かし、ヒートパイプのウィックを金属粉焼結タイプへ変更することで、特にトップヒートモードでの大幅な特性改善を実現した。

また、ヒートパイプは、凍結状態からの起動性も従来品と比べて優れていることから、これまで対応が困難であった寒冷地での使用も可能。

2020年までに年間6億円の売上げを見込む。

《レスポンス編集部》

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