フェラーリジャパン、日本での活動を報告…モータースポーツから被災地への寄付まで

自動車 ビジネス 国内マーケット
フェラーリ 488GTB
フェラーリ 488GTB 全 8 枚 拡大写真

フェラーリ・ジャパンは『488GTB』の日本導入を発表。その席上には4月1日に就任したばかりの、極東統括マネージャーも出席、日本での様々なフェラーリの取り組みについて語った。

フェラーリのDNAであるモータースポーツへの日本での取り組みについて、フェラーリ極東エリア統括 マネージング・ディレクター、ディーター・クネヒテル氏は、4年間開催しているフェラーリチャレンジを挙げる。同時に、フェラーリレーシングデイズも開催し、「毎年何千人もの方々が参加してくれている。2015年は4月25日から26日にかけて開催され、600台以上のフェラーリと、5000人以上フェラーリオーナーとファンが参加した」と述べる。

また、ディーラーの取り組みとしては、2014年12月に2013年度のトップディーラーオブザイヤー賞として、コーンズフェラーリ大阪ショールームが受賞。この賞は、全世界のディーラーを対象に、販売、マーケティング、アフターセールスにおいて、最も優れた成績のディーラーに贈られるものだ。クネヒテル氏は、「世界62の市場の頂点に立ったのだ。これは日本のユーザーに対して、世界でも最高のカスタマーケア、ブランド体験を提供出来ているということの証左であると考えている」とコメント。

そしてフェラーリ・ジャパンとして、東日本大震災の寄付を8000万円集め、2011年から2012年に石巻市に届けた。クネヒテル氏によると、「そのうち750万円がまだ寄付が行われていないことから、ワールドライブラリーと協力し、世界の絵本を石巻市の子供たちに届けていく」とし、「フェラーリでは、教育は未来の世代への最大の贈り物だと考えている」とその意義を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る