予土線で、「川柳列車」を運転へ…6月15日から

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「予土線川柳列車」の車内に掲出される川柳のイメージ。色紙風にアレンジしたデザインでまとめれる。
「予土線川柳列車」の車内に掲出される川柳のイメージ。色紙風にアレンジしたデザインでまとめれる。 全 2 枚 拡大写真

JR四国と愛媛県・高知県の予土線利用促進対策協議会は6月8日、「予土線川柳列車」を運行すると発表した。

予土線は北宇和島(愛媛県宇和島市)~若井(高知県四万十町)間76.8kmを結ぶJR線。列車は前後のJR予讃線と土佐くろしお鉄道中村線に乗り入れ、宇和島~窪川間82.2kmで運行されている。1日1kmの平均通過人員(旅客輸送密度)は2012年度が256人で、JR四国の鉄道線では最も少ない。

JR四国などの発表によると、予土線利用促進対策協議会が予土線にちなんだ川柳を募集したところ、多数の応募があった。これを受けてJR四国は、川柳の入賞作品を掲出する「予土線川柳列車」を運行することにした。

車両はキハ32形気動車の一般車両を使用。運行期間は6月15日から7月16日までで、応募のあった川柳のうち入賞27作品を色紙風にアレンジし、車内側面に掲出する。このほか、予土線の四季の風景をイメージしたヘッドマークも車両の前後に取り付ける。

運行時刻は、江川崎6時46分発~宇和島7時57分着、宇和島9時39分発~窪川11時47分着、窪川13時20分発~宇和島15時28分着、宇和島19時57分発~江川崎21時06分着。運行初日の6月15日は、9時25分から9時40分まで宇和島駅で出発式が行われる。

《草町義和》

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