汎マレーシア・イスラム党役員選、保守派が圧勝…イスラム刑法導入に拍車

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

党大会を開催中のイスラム原理主義野党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)の党役員選挙が4日に行われ、実務派を抑えて保守派が圧勝した。

13年ぶりとなった党首選では現職のハディ・アワン氏が、ウラマ派の支持を集めて80%の得票を獲得。アハマド・アワン元党首補に圧勝した。副党首選は、ハディ・アワン氏をおおやけに批判していた非ウラマ派の現職モハマド・マット・サブ氏が得票わずか34%にとどまり、パハン州ウラマのトゥアン・イブラヒム・トゥアン・マン氏に惨敗した。

3人の党首補は、いずれもウラマ派のイドリス・アハマド氏、モハマド・アマル・アブドラー氏、イスカンダル・アブドル・サマド氏が当選。実務派のフサム・ムサ氏、サイフディン・アユブ氏は落選した。18人の中央委員会委員のポストは、17人をウラマ派が占めた。

イスラム長老(ウラマ)派が巻き返しに成功したことで、同派が進めているイスラム刑法の導入の動きに拍車がかかるとみられ、野党連合・人民同盟(PR)における民主行動党(DAP)との協力関係の行方が注目される。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 先代トヨタ86にリトラクタブルライト、名車『トレノ』再現の「NEO86」誕生…東京オートサロン2026
  2. 三菱『デリカD:5』がキャンピングカーに、アウトドアブランド「LOGOS」コラボモデル発表へ…東京オートサロン2026
  3. 自転車の指導取締り、重点的に行なう場所と時間帯はわかっている…2026年4月から青切符導入
  4. レクサス『IS300h』が「熟成」極まる改良、580万円から…ブラック基調の特別仕様車「Mode Black V」も
  5. 三菱自動車、新型SUVを予告…『パジェロ』後継の可能性も
  6. NISMO謎のコンセプトカー、大型リアウイングや「RS」ロゴが見えた…東京オートサロン2026でデビューへ
  7. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  8. 世界初の個人所有が可能な自動運転車、格納式ステアリングホイールをオートリブが開発…CES 2026
  9. メルセデスベンツ『GLC』新型、ドルビーアトモス対応サウンドシステム実演へ…CES 2026
  10. 希少なポルシェ『962C』をフルレストア、KAMIKAZE COLLECTIONが展示へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る