「全国的に平年より長い梅雨」…7月に入っても強い雨の日増える

エンターテインメント 話題
2015年梅雨期間の傾向
2015年梅雨期間の傾向 全 2 枚 拡大写真

 ウェザーニューズは6月9日、梅雨の天気傾向を発表した。今年は全国的に平年より長い梅雨になり、特に西日本や北陸、東北では平年より1週間程度長くなる予想。雨量は後半ほど増加し、7月に入ると強い雨の日が増える見込みだ。

 西日本~関東では平年並~早めに梅雨を迎え、北陸、東北でも今週に梅雨入りする予想。今年はエルニーニョ現象の影響により梅雨前線の北上が遅れることで、梅雨明けはほぼ全国的に平年より遅くなる可能性があるという。梅雨明けは、沖縄で6月末、九州で7月中旬~下旬、中国、四国、近畿で7月下旬、関東甲信も平年より遅く7月下旬、東北では7月末~8月初めの予想となっている。特に九州北部~近畿、北陸、東北では、梅雨期間が平年より1週間程度長くなる見込みだ。

 梅雨の期間の予想雨量は、西日本日本海側、奄美、沖縄で平年よりやや多く、そのほかのエリアでは平年並の見込み。梅雨前線の北上のタイミングが平年より遅いため、6月は沖縄、九州、四国で激しい雷雨や大雨に注意が必要。その後、7月に入ると梅雨前線が本州付近に北上するため、全国的に激しい雷雨や大雨の恐れがあるという。

 中国、近畿、東日本、東北では、梅雨期間の予想雨量は平年並。6月の雨量は平年よりやや少なめで梅雨入り後も比較的晴れ間が見られるが、7月の雨量が平年より多くなる恐れがあるため梅雨後半は道路冠水や家屋の浸水、河川の増水、土砂災害などに十分注意が必要だ。

 なお、最新の梅雨見解は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やスマホ向けWebサイト「ウェザーニュース」で確認できる。

全国的に長梅雨の予想…西日本や東北は平年より1週間長い梅雨に

《畑山望》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る