東京海上HD、米国スペシャルティ保険大手のHCCを買収…9413億円で全株式を取得

自動車 ビジネス 企業動向

東京海上ホールディングスは、子会社である東京海上日動火災保険を通じて米国スペシャルティ保険グループのHCCインシュアランス・ホールディングスと傘下の保険会社を買収することで合意したと発表した。

買収は、友好的なもので、HCCの取締役会は全会一致で賛同している。

HCCの全発行済株式を取得して子会社化する。取得価格は約75億3000万ドル(約9413億円)。

東京海上グループは、先進国・新興国の両市場で、内部成長力の強化と戦略的なM&Aの推進によるグローバルな成長機会と分散の効いた事業ポートフォリオの構築を追求している。先進国では、英国ロイズにおけるキルンの買収、や米国のフィラデルフィア、デルファイの買収、新興国では、東南アジア・中南米における損保・生保事業を積極的に展開してきた。

HCCは、米国全州と英国・スペインなどで事業展開するスペシャルティ保険グループ。東京海上グループは、HCCを買収することで、海外保険事業の規模・収益の拡大を図るとともに、グローバルで分散した事業ポートフォリオを構築する、としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る