高速通行止め時間ワーストランキング、トップは関門トンネルの1440時間

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工事風景(イメージ)
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国土交通省は6月12日、2014年度(2014年4月~2015年3月)高速道路通行止め時間ワーストランキングを発表した。

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今回のランキングは、NEXCO3社が管理する高速自動車国道および一般有料道路を対象に、IC区間別・要因別通行止め時間をまとめたものだ。

災害・悪天候による通行止めは、大分自動車道の日出JCT~湯布院(上下線)が271時間でワースト1位。霧や雪による通行止めが多い大分県内区間が上位を占めた。

災害・悪天候のうち、降雨による通行止めでは、松山自動車道の川内~いよ小松JCT(上下線)がトップ。四国内の各路線が上位のほとんどを占めた。

事故・その他では、山形自動車道の庄内あさひ~湯殿山(上り)が95.4時間でトップ。接続する国道112号(月山道路)の雪崩通行止めを受けた措置だった。

工事では、関門トンネルの門司~下関(上下線)が1440時間でトップ。上位30区間のほとんどを暫定2車線区間が占めた。暫定2車線区間では、車線規制による工事・点検が困難で、通行止めにより実施していることが主な要因だ。

NEXCO3社の高速道路における、2014年度の区間あたりの平均通行止め時間は、年間34.1時間。このうち、工事によるものが、16.7時間(49.1%)を占めた。また、2014年度に一度も通行止めにならなかったのは、2556区間中711区間だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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