TV放送をHD画質のまま保存、スマホで持ち出しできるmicroSD

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「SeeQVault対応microSDカードリーダ」が同梱されるmicroSDHCメモリカード「MSV-RWシリーズ」
「SeeQVault対応microSDカードリーダ」が同梱されるmicroSDHCメモリカード「MSV-RWシリーズ」 全 6 枚 拡大写真

 東芝の社内カンパニー、東芝セミコンダクター&ストレージ社は13日、コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したmicroSDHCメモリカード「MSV-RWシリーズ」を発売した。16GBと32GBがラインナップされ、価格はオープン。

 SeeQVault対応microSDカードは、地デジ、BS、CSなどのテレビ番組を、HD画質(高画質)のままmicroSDカードへ記録できることが最大の特長。SeeQVault対応レコーダーで録画したテレビ番組を、同梱のカードリーダを使ってこのカードに記録して持ち歩き、いつでもどこでも簡単に、しかも高画質でスマホやタブレットで再生できる。32GBで最大約34時間の長時間録画が可能となる。

 「SeeQVault規格」は、東芝、パナソニック、サムスン電子、ソニーなどが参画する著作権保護技術。コンテンツ保護の観点から、メモリカードではHD画質の放送コンテンツやネットワークダウンロード動画を保存することはできなかった(SD画質でのみ可能)が、同規格を採用することにより、SDメモリカードに録画したHD画質のコンテンツをスマートフォンやタブレットなどで楽しむことが可能となる。

 同製品には「SeeQVault対応microSDカードリーダ」を同梱。SeeQVault対応機器で録画された著作権保護のかかったHDコンテンツを、HD画質のままSeeQVault対応microSDHCメモリカードで持ち出して、SeeQVault非対応のスマートフォンなどでも再生できる。カードリーダーはUSBとmicroUSB端子を装備し、どちらの端子をもった端末にも対応可能。対応端末はAndroidのみで、iOSには非対応となる。

 UHS-I/UHSスピードクラスの「Class1」、およびSDスピードクラスの「Class10」に対応。最大で読み出しが40MB/秒、書き込みが13MB/秒となる。SDHCメモリーカードの本体サイズは高さ15.0mm×幅11.0mm×奥行1.0mm、重量は0.3g。

東芝、HD画質を保存できる「SeeQVault」対応のmicroSDHCメモリカード発売

《関口賢@RBB TODAY》

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