JAXA、ISS「きぼう」日本実験棟の船内環境を利用した実験テーマを募集

宇宙 企業動向
ISS「きぼう」日本実験棟
ISS「きぼう」日本実験棟 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船内環境を利用する実験テーマ(フィジビリティスタディテーマ)を募集すると発表した。

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実験テーマを募集するのは、ISS「きぼう」日本実験棟の船内環境の特徴を最大限に活用して、国の科学技術イノベーション政策への貢献や、自由な発想に基づく独創的、先導的で国際的に高い水準の研究を推進するのが目的。

今回の募集では、国の戦略的施策に沿った課題解決型の研究に貢献する「国の戦略的研究募集区分」と、自由な発想に基づく独創的、先導的で、国際的に高い水準の成果が期待できる「一般募集区分」の2つの区分でテーマを募集する。

今回、国の戦略的研究や科学技術の進展への「きぼう」利用成果の活用、それを通じた産業や社会への貢献に対する見通し・ビジョンを重視して選考する。宇宙実験の実現性や宇宙実験手順は、選定後にJAXAとともに技術的に詰めていく。

宇宙実験の経験がない、宇宙実験を検討したことがないケースでも、微小重力など、「きぼう」の特徴を活かして国の戦略的研究や科学技術の発展に貢献できる研究アイデアを求めていく。

仮応募締め切りは6月26日。正式申請が7月17日で、選定は10月頃の予定。

《レスポンス編集部》

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