トヨタ、新型株発行へ…株主総会で承認

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車本社(参考画像)
トヨタ自動車本社(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は6月16日に豊田市の本社で定時株主総会を開き、新しいタイプの株式である「AA型種類株式」の発行に伴う定款一部変更などの議案の承認を得た。近く第1回分として5000万株を上限に募集を始める。

【画像全2枚】

AA型種類株は、研究開発資金などの調達に際し、中長期にトヨタ株を保有してくれる個人株主を増やす狙いで発行を立案していたものだ。普通株の時価より2割ほど高い価格で発行され、原則5年は売却できない。しかし元本は保証され、配当利回りは5年間の平均で年1.5%と、金融機関での貯蓄や国債などより有利になる。

議決権もある株式でありながら、いわば債券のように投資リスクが小さいのが特徴だ。発行をめぐってはトヨタの株主でもある米国の大手公的年金基金が、海外の株主には配慮が不十分などとして、導入に反対を表明する動きも出ていた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る