東京都など九都県市、水素ステーション設置促進について国に要望書提出

自動車 社会 行政
イワタニ水素ステーション 芝公園(参考画像)
イワタニ水素ステーション 芝公園(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市で構成する九都県市首脳会議環境問題対策委員会は、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の着実な推進等について、国に対して要望書を提出すると発表した。

国は昨年6月、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を策定。水素ステーションの規制緩和をはじめ、整備費補助制度や燃料電池自動車購入補助制度を創設するなど、普及促進の取組を進めてきた。

ロードマップでは、2015年内に四大都市圏を中心に水素ステーションを100か所程度確保するとしているが、2015年3月末現在、開設している水素ステーションは約20か所にとどまっており、今後一層の整備促進が求められている。

同委員会では、水素ステーションの整備拡大を図るため、現行補助制度の継続および充実を図るとともに、規制緩和による設置費や運営コストの低減、さらには利用者側に立った設置促進が必要であるとし、国に対し、要望書を提出する。

今回提出する要望書では、規制緩和や建設費補助の推進、高速道路への設置促進など、水素ステーション建設促進に関する提言が多数盛り込まれている。特に、規制緩和については、地価の高い首都圏においては省スペース化が喫緊の課題だとし、早急な対応を求めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る