三菱自 相川社長「電動車両は国内400万台の潜在需要」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車工業の相川哲郎社長
三菱自動車工業の相川哲郎社長 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車工業の相川哲郎社長は、同社が集中する事業分野であるPHEV(プラグインハイブリッド車)やEV(電気自動車)といった電動車両について「今の市場は小さいが、将来は国内でも400万台規模になると見ることもできる」と、指摘した。

6月18日に都内の本社で開いた新型『アウトランダーPHEV』の発表会見で語った。将来は大半の車両に電動技術が導入されるとの見通しから、400万台レベルの「潜在需要がある」との見方を示した。

相川社長は1年前の社長就任時に、同社が集中するカテゴリーについて「得意とするSUVと電動車両」と表明した。両方のカテゴリーに属するアウトランダーPHEVは、グローバルで好調な販売実績を挙げており、同社の事業集中の成功モデルともなっている。

国内の新車市場については「少子高齢化からも今の500万台規模が徐々に減少する」と予測するものの、「電動車両として捉えれば、これから拡大する市場と見ることができる」とし、事業集中への決意を改めて示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る