ランドローバー、車外からスマホで遠隔操作できる実験車両を公開

自動車 テクノロジー 安全
車外からスマートフォンで遠隔操作できるレンジローバー・スポーツ
車外からスマートフォンで遠隔操作できるレンジローバー・スポーツ 全 7 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバーは、英国の研究チームが現在開発を進めている、車外からスマートフォンで遠隔操作できる『レンジローバー・スポーツ』を公開した。

開発車両は、スマートフォンのアプリで、ステアリングやアクセル、ブレーキ、速度切り替え操作ができるため、ドライバーは歩きながら、車両を危険な状況から安全に脱出させたり、険しいオフロード地形を進ませたりすることができる。

さらに、至近距離に他の車両が駐車したため、ドアが開けられない場合、車外からスマートフォンを操作して自身の車両を動かし駐車場から出したり、車内から確認しにくい位置に障害物がある場合に車外から障害物を避けるよう誘導することができる。

また研究チームは、路上で自動的に回転し、車体の向きを180度変えることができる「マルチポイント・ターン」を搭載した「レンジローバー・スポーツ」もあわせて公開した。同システムでは、センサーを用いて利用可能なスペースを検知。ステアリング、ブレーキ、アクセル操作はすべてシステムが担い、歩行者や車両、その他の障害物を避けながら、必要最低限の動きで180度ターンを実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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