英国のUKIPメディア&イベント社は6月17日、「パフォーマンスエンジン2015」を発表した。フェラーリ『458イタリア』の4.5リットルV型8気筒エンジンが、2年連続4度目の栄冠に輝いている。
「エンジンオブザイヤー」はクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が17回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている車種のエンジンを対象に、世界31か国65名のジャーナリストが投票する。その部門賞がパフォーマンスエンジンで、とくに力強さや回転フィールなどに重点を置いて、審査が行われる。
パフォーマンスエンジン2015の結果は以下の通り。
1:フェラーリの4.5リットルV8(236点)…458各車
2:メルセデス-AMGの4.0リットルV8ツインターボ(148点)…AMG GTなど
3:ポルシェの3.8リットル水平対向6気筒(129点)…911など
4:フェラーリの6.3リットルV12(125点)…F12ベルリネッタ
5:マクラーレンの3.8リットルV8ターボ(112点)…650SとMP4‐12Cなど
6:FCAの6.2リットルV8スーパーチャージャー(75点)…ヘルキャット
フェラーリ『458』各車の直噴4.5リットルV型8気筒ガソリンユニットが、2年連続4度目で同賞を獲得。4位には、『F12ベルリネッタ』の6.3リットルV12が入り、フェラーリエンジンに対する評価が高い。
審査員のひとりは、「このような自然吸気エンジンなら、永遠に残るだろう」とコメントしている。