ダイハツ工業は、軽オープンスポーツカー『コペン』第3のモデルとして、丸目ヘッドライトを採用した『コペン セロ』を6月18日より発売した。
デザインコンセプトは「フレンドリー&ダイナミック エボリューション」とし、親しみやすさと躍動感の融合をコンセプトに流れる雫をイメージした「フローイングドロップシルエット」を採用。セロの特長である丸型ヘッドランプには、1つの光源でハイビームとロービームの切替が可能なBi-Angle LEDヘッドランプを軽自動車では初めて採用。LEDクリアランスランプはリング上に光る個性的な造形だ。
インテリアは、ローブ同様にベージュ基調としながら、セロ専用の「レッドインテリアパック」をメーカーオプションとして設定している。インパネは、水平に延びる骨格をイメージした「ストレートフレーム」とすることで、スポーティなイメージを追求した。
今回発売したセロと、昨年発売したローブは、ドアを除く樹脂外板や、ヘッドランプなどの灯火器類を交換することができる。量産車では世界初の試みとなり、ドレスパーツはディーラーオプションとして設定。
性能面ではローブ、エクスプレイとの違いはない。トランスミッションにMTとCVTを設定し、燃費はMTが22.2km/リットル、CVTが25.2km/リットル。エンジンの排気量も同じく658ccだ。
ボディサイズもローブ、エクスプレイとの違いはなく、全長3395×1475×1280mm、ホイールベースは2230mm。車両重量はMT車が850kg、CVT車が870kg。価格は、185万2200~187万3800円。