コマツ、「つながる化」による生産改革に着手…ICTで安全性・生産性向上

自動車 ビジネス 企業動向
コマツ流「つながる化」の目指す方向
コマツ流「つながる化」の目指す方向 全 1 枚 拡大写真

コマツは、ICT(情報通信技術)を活用し、生産から販売までの全工程がリアルタイムに連携・循環する「つながる化」を目指す生産改革に着手すると発表した。

今回の生産改革の柱となるのは、「モノ作りのつながる化」と「市場情報の工場直結化」。2011年度から国内工場で取り組んでいる「電力使用量の半減」に、これらを加えることで、安全性、生産性の飛躍的向上を図る。

「モノ作りのつながる化」では、工場における工作機械やロボットなど生産設備や生産ラインの稼働情報をIoTにより見える化し、共有データベースに集約。集約した情報に基づき、生産工程の改善案を立案して、面積生産性向上、省人化、および生産リードタイムの短縮を実現する。

「市場情報の工場直結化」では、機械稼働管理システム「KOMTRAX」と、鉱山機械管理システム「KOMTRAX Plus」を通じて市場情報を工場に直結化。車両の稼働状況やコンポーネントの損耗状況について、工場が積極的にモニタリング・分析を行うことで、部品寿命やオーバーホール実施時期の予測精度を向上させ、コマツや代理店のオペレーションの改善を促す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る