日本を大好きな国…ベトナムが2年連続首位、台湾が急浮上

エンターテインメント 話題
優れていると思う日本の物事 トップ10
優れていると思う日本の物事 トップ10 全 6 枚 拡大写真

 電通は22日、「ジャパンブランド調査2015」の結果を発表した。この調査は、食や観光、日本産製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握するためのもので、2012年より毎年実施されている。

【画像全6枚】

 今回は、中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアの20カ国・地域が対象。地域ごとに200名、計4,000名から回答を得た。調査期間は4月17日~27日。

 それによると、日本に対する好意度がもっとも高い地域は、「ベトナム」が2年連続で、「台湾」とならんで1位となった。ベトナムは「日本人の勤勉さ」、台湾は「日本食」をとくに高く評価していた。台湾は昨年5位から大幅に順位を上げている。

 次に、各国に「日本のもっとも好きなところ」を選んでもらうと、トップ3(複数回答)は「伝統文化」「食」「自然」だった。日本でやりたいことについて聞いてみると、1位は「日本食を食べる」。以下「自然・景勝地観光」「史跡・歴史的建造物観光」が続いた。東アジア地域では「温泉入浴」、ASEAN地域では「四季の体感」が人気だった。

 「日本について興味関心のある物事」の第1位は、昨年に引き続き「日本食」。以下「旅行」「温泉」が続く。一方で「日本のファッション」「日本の映画」が昨年より約20ポイント減少するなど、サブカルチャーやコンテンツへの関心はのきなみ低下している。

「優れていると思う日本の物事」では技術関連の項目が多数トップ10入りし、1位は「日本のロボット工学」だった。「ロボット工学」は「興味関心のある物事」でも9位になっており、日本のロボット技術への注目・評価の高まりがうかがえる結果となっている。

外国人が思う「優れていると思う日本の物事」、1位は「ロボット工学」

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る