三菱電機、モービルマッピングシステムのリアルタイムレーザー点群生成技術を開発

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3次元空間位置データのリアルタイム表示例
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三菱電機は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。

MMSは、車両にGPSアンテナやレーザースキャナー、カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データを高精度で効率的に取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されてきた。

しかし、従来のシステムでは、取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要で、計測結果が現場ですぐに確認できないという課題があった。

今回開発した新技術では、リアルタイムで3次元空間位置データ(レーザー点群)を作成可能。今後は、測量分野に加え、災害対策や2020年東京オリンピックに向けた警備・監視分野においても、活用が期待される。

《纐纈敏也@DAYS》

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