6月20日から21日にかけて、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ アジアシリーズ2015」の開幕戦が富士スピードウェイにて行われた。その会場において、日本におけるランボルギーニの販売状況等が語られた。
現在日本での販売店ネットワークは、東京青山、麻布、大阪、名古屋、福岡の5店舗で展開されており、アウトモビリ・ランボルギーニ・日本、韓国及びオセアニア地域カントリーマネージャーのエジナルド・ベルトリ氏によると、「近々広島にも出店が予定されている」という。
日本での販売台数の推移は、「急速に成長を続けている」とベルトリ氏。2012年の販売台数98台に対し、2014年には170台を販売。「今のペースでは、2015年も2014年を上回る販売台数が記録できそうだ」と好調さをアピールした。
その要因についてベルトリ氏は、まず日本国内に下地があったことを挙げる。「1960年代からほぼ半世紀にわたって日本で販売を継続している。『350GT』に始まり、これまであらゆるモデルを販売してきた」。更に、『アヴェンタドール』と『ウラカン』の2モデルが、「このクラスでは、技術、デザインとも、他の追随を許さないような最高のクルマだと自負している」とコメント。そして、「ディーラーのネットワークの協力によるところも大きい」とベルトリ氏。
また、「様々なマーケティングプログラムを展開していることも功を奏している」と述べる。具体的には、クルマのパフォーマンスを体感してもらうための試乗会の開催を挙げる。「例えばGT3のドライバーがインストラクターとして、クルマの操作の仕方、乗り方をレクチャーするイベントがある。同時に、技術的なクルマの説明をすることで、本当にポテンシャルがあるクルマだということを理解してもらえることが出来る」と話す。
これ以外にも雪上試乗会や、サーキット試乗会も開催。ベルトリ氏は、「スーパースポーツカーが好きな方に、実際に触れてもらう機会が増えたのが(台数増の)大きな理由だと思う」と成長の要因を語った。