精霊を静めるための水牛の生贄儀式、キナバル山で開催

エマージング・マーケット 東南アジア

サバ州キナバル山で外国人登山客が裸の写真をネット上に公開した事件を受け、地元カダザン・ドスン族の呪術師が20日、キナバル・パークの登山口で山の精霊の怒りを静めるために水牛を生贄にする儀式を執り行った。

キナバル山では、直後の6月5日に発生したマグニチュード5.9の地震により18人が死亡。震源地に近いラナウなどでは家屋が倒壊するなどの被害が出ており、精霊を怒らせたためとの声が信心深い地元民を中心に高まっていた。生贄の儀式は震源地に近いラナウのマムートでも同時に行われた。生贄の水牛の身体の一部は山の精霊に捧げられ、残りは解体されて料理され、村人たちに分配された。

裸の写真を撮影した外国人のうち4人はまだ国内にいるところを逮捕され、罰金5,000リンギの刑を言い渡された。

伊藤 祐介

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