メルセデス Vクラス の商用版「ヴィトー」、アルゼンチンでも生産へ

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新型メルセデスベンツ ヴィトー
新型メルセデスベンツ ヴィトー 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツの商用車部門は6月22日、アルゼンチン工場において6月末から、『ヴィトー』の生産を開始すると発表した。

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ヴィトーは、『Vクラス』の商用版。初代Vクラスは、ヴィトーをベースにした乗用版として開発された経緯がある。Vクラス同様、スクエアなボディに広い室内空間を持ち、機能的な商用車として、歴代ヴィトーは支持されてきた。

2014年7月、欧州で発表された新型ヴィトーの内外装は同年3月、ジュネーブモーターショー14で初公開された新型Vクラスに準じる。ただし、商用車らしく、内外装はシンプルに仕立てられた。無塗装の前後バンパーは、商用車らしい部分。

ヴィトーは欧州では、中型商用車に分類される。車両総重量は、2.5トンから3.2トンまで。ボディタイプも、パネルバンなど、幅広いバリエーションが設定される。エンジンは全てターボディーゼルで、出力特性は5タイプ。またセグメントで初めて、駆動方式には、FF、FR、4WDの3種類を用意した。

新型ヴィトーは2014年、まずはスペインのヴィトリア工場で生産開始。これに続いて今回、6月末からアルゼンチン工場でも生産が行われることが決定した。アルゼンチン製のヴィトーは、南米諸国への輸出が計画されている。

《森脇稔》

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