【パイクスピーク15】練習/予選走行初日、モンスター田嶋「四輪独立制御の熟成が課題」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One(練習/予選走行初日)
2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One(練習/予選走行初日) 全 3 枚 拡大写真
TEAM APEV with モンスタースポーツは6月24日、パイクスピーク・ヒルクライムレースの練習/予選走行初日に臨んだ。

初日は、昨日の公式練習から一転してボトムセクションの走行となった。決勝レースと同じスタート地点から緩やかに標高を上げて行き、グレンコブの1マイル程手前でフィニッシュ。走行距離は全コースの約半分にあたる約10km。パイク・ナショナルフォレストの広大な森の中を縫うルートだ。

午前5時30分に走行スタート。少し雲が出ていたが降雨の心配はなく、気温も高めに感じられた。ドライバーのモンスター田嶋にとっては、もう数十回は走った慣れたコースだが、新型レース車両「2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One」にとっては、初めてのコース。トルクベクトル制御まで搭載する4モーター4輪独立制御のハイテクマシンだが、まずコースを学び、様々な要素をフィットさせる事から始めなくてはならない。チームでは、今日とは違う決勝の路面を想定しながら、セッティングを進めた。

なお予選初日は、最高タイムが4分06秒804で、エレクトリック・ディビジョン2位の成績をおさめた。

モンスター田嶋は、「新しいマシンは、これまでで最もパワーとトルクがあり、非常に良い状態だ。ただ、そのパワーを活かす制御が上手くいっていないので、そのセッティングを進めている。四輪独立制御を熟成させていくことが、今一番大事なことだ」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る