ボルボのお膝元、スウェーデンの世界感を文学と料理で紹介

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ボルボ・スウィーディッシュ・ナイト 第1部の様子
ボルボ・スウィーディッシュ・ナイト 第1部の様子 全 16 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンは25日、神奈川県藤沢市にある湘南T-SITEで「ボルボ・スウィーディッシュ・ナイト」を開催した。

ボルボの生まれ故郷であるスウェーデンについて「楽しく知ろう」をコンセプトにした当イベント。スウェーデンは多くの児童文学作家を輩出していることもあり、第1回目となる今回のテーマは児童文学。会場となった湘南T-SITEは30ものショップやレストランがシームレスに繋がっており、書店とのスムーズなつながりが売りだ。建物は自然の光を多く取り入れる構造になっており、これは寒い地方のスウェーデンでも用いられている手法とのこと。今回のイベントは、そんなスウェーデンらしい場所での開催となった。

イベントは第1部と第2部に分かれており、第1部では湘南T-SITEブックコンシェルジュの長谷川彩さんをゲストに、スウェーデンの児童文学を紹介した。「小さなバイキングビッケ」、「ニルスのふしぎな旅」、「ロッタちゃん」、「山賊の娘ローニャ」など、日本人でも一度は聞いたことはあるタイトルが実はスウェーデン生まれであることに触れた。

「日本の児童文学と大きく違うのは、テーマの多様性。スウェーデンの児童文学では同性愛や、生と死など、子供向けの本では扱いにくいテーマを大らかに表現しているのが特徴」とのこと。また、スウェーデン留学の経験があるという長谷川さんは、冬が厳しいこともあり、春の訪れが印象的に描かれている物語が多いことも、自身の経験を交えて語った。

第2部では、スウェーデンの家庭料理を紹介。家庭の味であるミートボールや、主にクリスマスシーズンに食べられる「ヤンソン氏の誘惑」と呼ばれる北欧のアンチョビ入りポテトグラタンなどがスウェーデンの飲み物と一緒に出され、来場者の舌を楽しませた。

ボルボによると、スウェーデンに興味を持ってもらうことで、ボルボにも興味を持ってもらうことができると考え、このようなイベントは今後も続けていきたいとしている。

《関 航介》

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