ルノー・ジャポン、“フレンチイズム”でフランスを知ってもらう

自動車 ビジネス 国内マーケット
ルノー キャプチャーカンヌとルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏
ルノー キャプチャーカンヌとルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏 全 4 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは、ルノーのグローバルでのブランドスローガン変更に伴い、これまでの“Vis Tes Passion(好きを走れ)”から、世界共通の“RENAULT - Passion for life”としてメッセージを発信していく。ただし、日本語はこれまで同様“好きを走れ”で表現される。

「このPassion for lifeと好きを走れで、お客様の“好き”をサポートするという活動に、今後益々力を入れていきたい」と意気込みを語るのは、ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏だ。

しかし、単に“好き”をサポートすることや、ユーザーとのパッションのつながりだけでは他のブランドとの差別化は難しい。そこで大黒氏は、「我々はなぜ日本にルノー車を輸入して販売したいのか。ユーザーに紹介したいのか。そこにもう一度回帰して考え直した」という。

その結果、「我々はフランスを代表する自動車メーカーだという自信を持って、日本の皆さんにもっとフランスのこだわりや、フランスの文化に関するものを紹介していきたい。クルマを通して日本の皆さんにもっとフランスを知ってもらうことを、会社のミッションとしてやっていこうと思っている」と話す。

そこで、「ルノー・ジャポン内部で、“フレンチイズム”という言葉に託し、これから活動を組み立てていこうと考えている」と述べる。

この活動の一環が、フランス映画祭のスポンサーや、それに基づいて作られた特別仕様車『キャプチャーカンヌ』だ。

大極氏は、「これからもルノー・ジャポンは、益々ユーザーに寄り添い、皆さんを楽しく過ごしてもらうような色々な活動、あるいは楽しいクルマをどんどん入れていく予定だ」と今後について語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る