三菱航空機は、6月15~21日にパリ郊外のル・ブルジェ空港で開催されたパリエアショーに「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を出展したと発表した。
パリエアショーはイギリスファンボローエアショーと隔年で開催される世界最大級のエアショーで、MRJはプログラムローンチ前の2007年から出展、今回が5回目となった。
MRJはシャレーと呼ばれる顧客との商談を行うメインの建物を構えるとともに、隣接地にパビリオンを構えたものの、今回は受注できなかった。
パビリオンでは、内装カラーリングを一新した実物大のキャビンモックアップで客室内の快適性をアピールするとともに、操縦用電子機器などのパートナーであるロックウェルコリンズと共同制作したフライトデッキのビデオデモンストレーターを出展した。