ペトロナスのコンビナートでエチレン製造設備を新設へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)において、エチレン製造設備であるスチーム・クラッカー・コンプレックス(SCC)の建設が開始。

RAPIDプロジェクトの建設が本格的に動き出した。

ペトロナス・リファイナリー・アンド・ペトロケミカルズ・コープが26日に発表した声明によると、SCCは6月15日に着工式を開催。SCC全体の建設・施行を請け負っている東洋エンジニアリングの幹部らが出席した。PICは2019年に稼働を開始し、2019年年央の商業運転開始が見込まれている。

RAPIDは、ジョホール州で進められているペトロナス・ペンゲラン総合石油コンプレックス(PIC)開発の一環として開発されている。

東洋エンジニアリングが、エチレン製造設備、分解ガソリン製造設備、ブタジエン抽出設備、ベンゼン抽出設備などの設計、機器資材の調達、工事、試運転一括を請負っている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン、6月29日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  6. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  7. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  8. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  9. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  10. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る