スペースX、ファルコン9ロケット打ち上げ失敗

宇宙 テクノロジー
ドラゴン補給船運用7号機(SpX-7)を載せたファルコン9ロケット
ドラゴン補給船運用7号機(SpX-7)を載せたファルコン9ロケット 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、米国の民間企業スペースXのドラゴン補給船運用7号機(SpX-7)を載せたファルコン9ロケットが打ち上げに失敗したと発表した。

ファルコン9ロケットは、6月28日午後11時21分(日本時間)、米国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地より打ち上げられたものの、打ち上げから約2分19秒後に爆発した。

現在、米航空宇宙局(NASA)やスペースXにより、原因究明作業が行われている。

SpX-7では、将来、民間の有人宇宙船がドッキングすることになる国際ドッキングアダプターや、食糧・生活用品・実験試料など、1867kgの物資が国際宇宙ステーション(ISS)に運搬される予定だった。

今回輸送に失敗したものの、食糧や生活用品などについては、10月頃まで軌道上のISSに備蓄があり、クルーのISS長期滞在に影響はでない見通し。

また、爆発で実験試料や器材が消失したことにより、JAXAが予定していた一部の実験スケジュールは変更を迫られるものの、再打ち上げを目指して準備を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

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