ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFとその傘下のTRWは6月24日、電動パーキングブレーキの累計生産が600万基に到達した、と発表した。
ZFは2014年9月、TRWを買収する契約を締結。TRWは、米国の自動車部品大手。ZFがTRWを買収することにより、世界で3本の指に入る巨大な自動車部品メーカーが誕生した。
今回、ZF TRWは、電動パーキングブレーキの累計生産が600万基に到達したと発表。2001年以来、14年で達成した記録となる。
2001年、ZF TRWは、電動パーキングブレーキを初めて市場に投入。ランチア、アウディ、フォルクスワーゲン、ルノー、日産、ダイムラー、BMW、ジープ、フィアット、フォード、ホンダ、ランドローバーなど、世界の自動車メーカーに納入してきた。
ZF TRWブレーキエンジニアリングのマンフレッド・メイヤー副社長は、「電動パーキングブレーキの累計生産が600万基に到達したのは、ZF TRWにとって大きなマイルストーン」と述べている。