2015年上半期の円安関連倒産、前年比42.3%減の83件…東京商工リサーチ

自動車 ビジネス 企業動向
円安関連倒産月次推移
円安関連倒産月次推移 全 1 枚 拡大写真

東京商工リサーチが発表した2015年上半期(1-6月)の「円安」関連倒産は83件(前年度比42.3%減)となった。

2015年の円相場は、1ドル=119円台を中心に一進一退の推移が続いてきたが、6月2日の東京外国為替市場の円相場は、2002年12月以来12年半ぶりに一時、1ドル=125円台をつけた。円安は輸出企業の収益を押し上げる一方で、海外からの輸入に頼るエネルギー、資源、食料品など幅広い分野の物価を押し上げ、中小企業の体力を消耗させる恐れがある。

2015年上半期の円安関連倒産は83件と、前年同期の144件に比べ大幅に減少。昨年後半以降の原油価格下落による燃料、石油化学製品の値下がりなど、経営環境の変化が影響した。

ただし産業別では、運輸業が前年同期比80.0%減(55→11件)と減少が目立ったのに対して、卸売業は同24.1%増(29→36件)と増加が目立った。今後も輸入原材料、商品などを扱う企業の動向が注目される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る